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ロニイ
IT企業の社長
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個人投資家の皆さんにタメになる記事を執筆しています。

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【2021年5月】auカブコム証券の手数料は高いのか?競合他社と徹底分析!

auカブコム証券 ロゴ

・「auカブコム証券」の手数料が高いのか知りたい
・他社と「auカブコム証券」の手数料を比較して欲しい!

太郎

「auカブコム証券」の手数料が高いのか知りたい

花子

他社と「auカブコム証券」の手数料を比較して欲しい!

本記事では、そういったお悩みを解決していきたいと思います。

初心者にとって「auカブコム証券」の手数料は高い!

客観的に見て「auカブコム証券」の手数料は高いですね。

投資初心者の方、特に25歳以下の方であれば「SBI証券」の方がオススメです。

✓本記事の信頼性

資産運用や投資信託が好きすぎて、家族や友人向けに資産運用のブログ「投資家ドットコム」を始めた「ロニイ(Twitterはこちら)」と申します。

アルバイトで稼いだお金を投資に回して金融資産は100万円を超えました。

既に結論を書きましたが、本記事では「auカブコム証券」の手数料について分析していきたいと思います。

「auカブコム証券」の手数料は高いですが、auユーザーや上級者には魅力的な証券会社ですので、ぜひ最後まで読んでみて下さい。

ドコモ、ソフトバンクユーザーの方は業界最大手の「SBI証券」で資産運用を始めるのがオススメです。

それでは、さっそく見ていきましょう!

※「auカブコム証券」のことを知らない人は「auカブコム証券」のデメリットとメリットを把握してから読むことをオススメします。

目次

auカブコム証券の取扱商品

まずは「auカブコム証券」のラインナップを見ておきましょう。

  • 国内株(現物取引)
  • 国内株(信用取引)
  • 投資信託
  • IPO/PO
  • ETF/ETN/REIT
  • フリーETF
  • プチ株
  • 先物・オプション取引
  • 外貨建MMF
  • FX
  • 債券
  • 取引所CFD

「auカブコム証券」は大手ネット証券ですので、幅広い商品を揃えていますね。

本記事では投資初心者が利用する可能性の高い「国内株(現物、信用、プチ)」「投資信託/ETF」「債券」の5商品に絞って解説していきます。

auカブコム証券の手数料は高いのか?徹底分析!

国内株(現物取引)→高い

現物取引の売買手数料
証券会社auカブコムSBI楽天証券
~5万円99円無料
~10万円
~20万円198円
~50万円275円
~100万円約定金額×0.099%
+99円

大手ネット証券の「SBI証券」「楽天証券」の場合、「アクティブプラン」「いちにち定額サービス」であれば約定代金~100万円までは無料で取引をすることができます。

一方で「auカブコム証券」の売買手数料は無料でないため、大手ネット証券と比較すると相対的に高いと言えるでしょう

国内株(信用取引)→安い

続いて信用取引を見ていきましょう。

信用取引とは、自己資金に加えて証券会社の資金を借りて行う投資のことで、非常にハイリスク・ハイリターンの投資といえるため、投資初心者の方にはオススメしていません。

ただしリスクを取って資金を増やしたいセミプロの投資家や、プロの機関投資家などは信用取引を多用します。

スクロールできます
1約定ごとの売買手数料(税込)
証券会社名auカブコムSBI楽天
~10万円0円99円99円
~20万円148円148円
~30万円198円198円
~50万円
~100万円385円385円

ネット証券大手の「SBI証券」「楽天証券」の売買手数料は~100万円の約定金額に対して385円である一方で、「auカブコム証券」の取引手数料は無料となっています。

私が記事の冒頭で上級者向けの証券会社であると述べたのも、信用取引の手数料が安いからです

投資初心者の方は信用取引をしない方がいいと思いますが、もしレバレッジを掛けて投資をしたいのであれば「auカブコム証券」をオススメします。

国内株(プチ株)→安い

ネット証券各社は主に20~30代投資家の、少額から投資したいというニーズに応えるために未単元株という仕組みを作りました。

これまで、日本企業の株式に投資しようと考えると100株単位で投資する必要があり、資金力の弱い個人投資家が日本企業の株式を買えないという課題があったのです。

例えば、「トヨタ自動車」の株式は約9,000円前後ですから、投資をするには最低でも90万円が必要となります。

トヨタ 株価

しかし、ネット証券が提供する未単元株取引を活用すれば、約9,000円で「トヨタ自動車」に投資することができます。

各ネット証券の取引手数料を見ていきましょう。

スクロールできます
手数料最低手数料
マネックス(ワン株)約定代金の0.5%48円
auカブコム(プチ株)約定代金の0.5%48円
SBI(S株)約定代金の0.5%50円
野村(まめ株)約定代金の1.0%500円
LINE(いちかぶ)無料(スプレッドあり)0円

「マネックス証券」「auカブコム証券」「SBI証券」の約定代金は0.5%となっており、「auカブコム証券」の取引手数料は最低水準であることが分かります。

「LINE証券」は取引手数料が無料となっていますが、スプレッドといって買値と売値に差があるため、実質的に0.2~1.0%ですので、少額投資をするのであれば「マネックス証券」「auカブコム証券」「SBI証券」がオススメです。

スプレッドの仕組み

投資信託/ETF→普通

投資信託やETF(上場投資信託)は、顧客から集めた資金をまとめて投資する金融商品のことで、ファンドとも呼ばれたします。

詳しくは、「【初心者向け】投信/ETF/インデックスファンドの違いを徹底解説!」を読んでいただきたいのですが、プロの投資家に資金を預けるため初心者向けの商品と言えるでしょう。

「SBI証券」「楽天証券」「auカブコム証券」などはノーロードという無料の投資信託を販売しており、基本的には無料で投資信託を購入することができます。

また、ETFは国内株の現物取引の手数料が適応されるため、手数料の安い「SBI証券」や「楽天証券」がオススメですが、「auカブコム証券」では「フリーETF」という金融商品を提供しているのが大きな特徴です。

スクロールできます
現物取引の売買手数料
証券会社auカブコムSBI楽天証券
~5万円99円無料
~10万円
~20万円198円
~50万円275円
~100万円約定金額×0.099%
+99円

「フリーETF」は取引手数料無料でETFに投資できる商品で、「auカブコム証券」では100本以上の「フリーETF」を購入することができます。

投資信託やETFに投資したいと考えている方は、どの証券会社を選んでも大差はないと思いますので、auユーザーであれば「auカブコム証券」、楽天ユーザーなら「楽天証券」、それ以外なら「SBI証券」というように選べばよいと思います。

債券→安い

債券を一言でいうと、リスクのある定期預金です。

株式のように激しい価格変動は無く、満期まで保有すれば金利に加えて元本が保証されますが、保有中に国家や企業がデフォルト(債務不履行)を起こすと元本が償還されない可能性が生じます。

「SBI証券」「楽天証券」「auカブコム証券」などの大手ネット証券は債券の取引手数料を無料化しており、差別化要因は無いように見えます。

しかし、米ドルなどの外貨建て債券に投資をする場合、為替手数料が必要になってくるため、より為替手数料の安い商品を選ぶ必要が出てくるのです。

米ドル建て債券の為替手数料(片道)
SBI証券25銭
楽天証券25銭
auカブコム証券20銭

「auカブコム証券」の為替手数料が僅かに安いことがありますね。

そのため、債券に投資をしたい方であれば、「auカブコム証券」がオススメといえるでしょう。

「auカブコム証券」では年間の利回りが2%を超える商品などを販売しており、リスクを抑えた投資をしたい方は「auカブコム証券」の公式HPを見てみてください。

まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございました。

本記事をまとめておきたいと思います。

・「auカブコム証券」は大手ネット証券並みのラインナップを揃えている
・初心者にとって「auカブコム証券」の手数料は高いが、信用取引や債券の手数料は安い。

auユーザーの方や、外国通貨建て債券に興味のある方は、「auカブコム証券」に無料登録してみてください。

また、auユーザーの方は「auカブコム証券」を利用するメリットも多いので次の記事も参考にしてみてください。

それでは、また。

auカブコム証券 ロゴ

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