「auカブコム証券」を始めたけどオススメの投資信託はある?
「Pontaポイント」を利用して資産運用を始めたいけど少し怖い。
本記事では、そういったお悩みを解決していきたいと思います。
・「auカブコム証券」とは
・「Pontaポイント」で投資信託を買うとどうなるのか?
・「auカブコム証券」のオススメ投資信託まとめ
長期的にリターンの高いファンドを選べばOK!
✓本記事の信頼性
資産運用や投資信託が好きすぎて、家族や友人向けに資産運用のブログ「投資家ドットコム」を運営する「ロニイ(Twitterはこちら)」と申します。
アルバイトで稼いだお金を投資に回して金融資産は100万円を超えました。
本記事では「auカブコム証券」の口座開設をしたけど、どの投資信託を買えばいいか分からない、もしくは「Pontaポイント」で投資できるファンドを教えてほしいという要望に応えていきたいと思います。
投資や資産運用は少し難しいというイメージがあるかもしれません。
実際、私の両親も3年間以上の説得の後に資産運用を始めました。
そこで今回は、資産運用を始めるハードルが低い「投資信託」について分かりやすく解説していきたいと思います。
それでは、さっそく見ていきましょう!
※「auカブコム証券」の口座開設がまだの方はauカブコム証券” target=”_blank” rel=”noopener”>公式HPから無料登録してみてください。
auカブコム証券とは
まず「auカブコム証券」の基本情報を抑えておきましょう。
証券会社名 | auカブコム証券株式会社 |
ホームページ | auカブコム証券” target=”_blank” rel=”noopener”>auカブコム証券公式HP |
サービス開始 | 前身は1999年に設立 |
親会社 | 三菱UFJFG、 KDDI |
取扱商品 | 日本株、投資信託、 フリーETFなど |
最低投資金額 | 投資信託は100円から |
口座管理手数料 | 無料 |
入出金手数料 | 三菱UFJ銀行、 ゆうちょ銀行などは無料 |
オススメ度 | 4/5 |
「auカブコム証券」は、日本最強の金融グループ「三菱UFJフィナンシャルグループ」と通信大手の「KDDI(au)」を親会社に持つネット証券です。
ネット環境や証券会社に資金を預けることに抵抗がある方も多いかと思いますが、「auカブコム証券」はネット証券の中で財務基盤が最も安定しており、日本格付研究所の格付ではA+を取得しています。
この格付は総合商社の「丸紅」や六本木ヒルズを運営する「森ビル」と同程度になっています。
ネット証券と聞くと「怪しい新しいサービスなのか?」と思われる方も多いでしょう。
実際、私の両親もネット証券に資金を預けることに強い抵抗感を示していましたが、大手ネット証券の口座開設数が「野村證券」「大和証券」などの店舗型証券を追い抜くなど、時代は変わりつつあります。
この記事を読んでいるあなたが20~40代のauユーザーでiPhoneを人並みに利用できるのであれば「auカブコム証券」を自在に使いこなせるでしょう。
また、100円から手数料無料で投資信託を買えるのも「auカブコム証券」の大きな特徴です。
「Pontaポイント」を投資信託に流用することもできるため、「Pontaポイント」が余っている方はぜひ少額から資産運用にチャレンジしてみてください。
Pontaポイントで投資信託を買うとどうなるのか?
「au」の携帯キャリアを利用していたり、「au Pay」を利用されたりする方なら、「Pontaポイントが余る」という悩みを抱える方も少なくないでしょう。
そこで「auカブコム証券」が考えたのが「ポイント投資」です。
ステップは3つです。
- 日常の生活や買い物でポイントを貯める
- 投資信託をポイントで買う(現金と一緒に利用することも可能)
- 投資信託が値上がりする→資産形成
小さなポイントを投資に回しても意味がないと思われるかもしれませんが、「塵も積もれば山となる」という言葉のように資産運用はコツコツやることが重要です。
具体例を見ていきましょう。
「au Pay カード」と「au PAY」を同時に利用すると1.5%の「Pontaポイント」が還元されます。
仮に毎月の支払い10万円分を「au Pay カード」と「au PAY」を利用した場合、「ポイント投資」に回せる元本は1,500円になります。
「たった1,500円を投資に回しても意味がないでしょ」
そう思われるかもしれませんが、毎月1,500円をS&P500などのインデックスファンドに投資すると、30年間で約200万円近くの資産を築くことができるのです。
※過去の年平均利回りである7%で計算した場合
10年後→約26万円
20年後→約78万円
30年後→約180万円
ちまちまと節約をする必要もなく、ポイントで投資信託を買うだけで200万円の資産を手に入れられるのは、言ってみれば「ノーリスク・ハイリターン」ですよね。
もちろん、過去の利回りを参考にしていますし、10年に1度くらいは株式市場に大きな暴落が訪れます。この点には注意が必要でしょう。
しかし、30年、40年と長期で資産運用をしていけば誰でも富裕層になれる国が日本です。
「Pontaポイント」を投資に回すところから資産運用を始めてみて下さい。
auカブコム証券のオススメ投資信託まとめ
ここからは「auカブコム証券」で投資できるオススメの投資信託(ファンド)を紹介していきたいと思います。
【1位】eMAXIS Slim 全世界株式
「eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)」は大手運用会社の「三菱UFJ国際投信」が運用する、全世界の企業の株式に投資するインデックスファンドです。
※以下、「eMAXIS Slim 全世界株式」
インデックスファンドとは、「日経平均株価」や「S&P500」といった株価指数に投資するファンドで、簡単にいうとマーケットの株式をまるごと買うファンドのことです。
「eMAXIS Slim 全世界株式」は「MSCI ACWI」という指標に連動するよう運用されており、以下3点の特徴があります。
- 全世界の2965銘柄に投資
- 主な投資先は米国の大手ハイテク企業
- 信託報酬(手数料)非常に安い
それぞれ見ていきましょう。
「eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)」は世界中の2965銘柄に投資をしており、その中には「トヨタ自動車」などの日本企業や「テンセント」などの中国企業も含まれています。
組入比率の上位には「Apple」「Microsoft」「Amazon」といった米国の大手ハイテク企業がランクインしており、米国の大手IT5社で全体の10%をカバーしています。
また、信託報酬(年間の管理手数料)は0.1144%となっており、非常にローコストで投資できることが分かります。
「auカブコム証券」を始めてみたけど、どのファンドを買えばいいのか分からない方は、「eMAXIS Slim 全世界株式」に投資してみるといいでしょう。
私も10万円以上「eMAXIS Slim 全世界株式」を購入しています。
詳しくは「eMAXIS Slim 全世界株式」を解説した記事を参考にしてみてください。
【2位】eMAXIS Slim 米国株式
「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」は米国の代表的な株価指数で、「eMAXIS Slim 全世界株式」と異なり米国企業のみに投資をします。
ただし、「eMAXIS Slim 全世界株式」と「eMAXIS Slim 米国株式」の投資先は半分以上が同じ米国なので、ある程度リスク/リターンは比例するので大きな違いはないと考えています。
そのため、今後も成長する可能性の高い新興国企業や、熟練した技術を持つ欧州企業にも投資したいなら「eMAXIS Slim 全世界株式」、アメリカの選び抜かれた500社に投資したいなら「eMAXIS Slim 米国株式」を選ぶといいでしょう。
年間の信託報酬は業界最安水準の0.0968%となっており、純資産総額(ファンドの規模)が大きくなるほど信託報酬は安くなる仕組みとなっています。
詳しくは「eMAXIS Slim 米国株式」を解説した記事を参考にしてみてください。
【3位】ひふみワールド+
「ひふみ投信」で有名な「レオス・キャピタルワークス」が2019年に運用をスタートした外国株ファンドが「ひふみワールド+」です。
インデックスファンドと異なり、高い信託報酬を支払う必要がありますが、「レオス・キャピタルワークス」のハイレベルの運用力を享受できるが大きな魅力となっています。
日本株ファンド「ひふみ投信」は顧客の資産を12年間でを6倍にまで成長させており、「ひふみワールド+」のリターンもインデックスファンドである「eMAXIS Slim 全世界株式」を上回っています。
過去1年のリターン | |
ひふみワールド+ | 58.24% |
eMAXIS Slim 全世界株式 | 48.7% |
「ひふみワールド+」の信託報酬は純資産総額5000億円までは1.6280%と高めに設定されていますが、「結果を出すファンド」として人気を集めており、純資産総額は運用当初の6倍近くまで増加しました。
独特の経営理念と運用スタイルで有名な「レオス・キャピタルワークス」のファンドですので、興味がある方は投資してみてもいいかもしれません。
詳しくは「ひふみワールド+」を解説した記事を参考にしてみてください。
まとめ
本記事を最後まで読んでいただきありがとうございました。
「auカブコム証券」は「au」や「三菱UFJ銀行」を利用するユーザーにオススメのネット証券であり、「Pontaポイント」を利用して資産運用を始めることで資産を築ける可能性が高いことを理解していただけたでしょうか?
「未来に絶対」はありませんから、将来予測を完璧にできるわけではありません。
しかし、「S&P500」などの株価指数が40年間で30倍も上昇したことを考えると、私には資産運用をしない理由が分かりません。
日本人はリスクを取らない国民性だと言われていますが、証券口座の登録は無料です。
最初は100円からでもいいので、ぜひ投資の第一歩を踏み出してみてください。
また、「auカブコム証券」のデメリットについても知りたい方には次の記事もオススメです。
それでは、また。