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【2021年5月】LINE証券と楽天証券を徹底比較!|併用はアリなのか?

2021年4月14日

「LINE証券と楽天証券、どっちの証券口座を開こうか悩んでいる」
「楽天証券とLINE証券は併用したほうがいいのかな?」
「証券口座を開こうか悩んでいる」

 

本記事では、そういったお悩みを解決していきたいと思います。

 

最初に本記事の結論を示しておきます。

本記事の結論

・LINE証券は初心者向け
・楽天証券は中上級者向け
・LINE証券と楽天証券は併用するのがおすすめ

 

ただ、なぜ「LINE証券」が初心者向けで、「楽天証券」が中上級者向けなのかが分からないと思うので、本記事で徹底解説していきます。

 

本記事の内容

・LINE証券と楽天証券の比較まとめ
・7項目についてLINE証券と楽天証券を徹底比較!
・LINE証券と楽天証券は併用するべきなのか?

本記事の信頼性

「投資家ドットコム」を運営する「ロニイ」と申します。

資産運用や投資信託が好きすぎて、資産運用ブログ「投資家ドットコム」を立ち上げました。

 

オンラインで取引ができる「ネット証券」の人気が高まってきています。
スマホだけで口座開設から取引ができることもあり、2019年にサービスを始めた「LINE証券」でも口座開設数は50万を突破しました。

本記事では、「LINE証券」と「楽天証券」の特徴を徹底比較したうえで、あなたにとって最適な証券会社を提案したいと思います。

 

それでは、さっそく見ていきましょう。

※本記事の読了時間は約10分です。少々長いと感じるかもしれませんが、あなたの重要な「お金」に関する話ですので、ぜひ最後まで読んでみてください

【7選】LINE証券と楽天証券を徹底比較!

本記事では「使いやすさ」「手数料」「キャンペーン」「取扱商品数」「取引ツール」「つみたてNISA」「少額投資」の7項目に絞って「楽天証券」と「LINE証券」を分析していきたいと思います。

 

その前に「LINE証券」と「楽天証券」を比較した表を示しておきます。

LINE項目楽天
50万口座開設数500万
使いやすさ
手数料
キャンペーン
取扱商品数
取引ツール

「LINE証券」と「楽天証券」の口座開設数を比較すると、圧倒的に「楽天証券」の方が多いことが分かります。

「楽天証券」は2004年から証券サービスを提供しており、口座開設数の差は単純に両社の歴史の違いを示しています。

一方の「LINE証券」は2019年にサービス開始となっており、証券業界では後発組ですが、日本一の証券グループである「野村HD」の出資を受けており、信頼性は申し分ありません。

 

それでは、「LINE証券」VS「楽天証券」を比較していきましょう。

LINE証券VS楽天証券①:使いやすさ

「使いやすさ」をみると、「LINE証券」に分があると考えています。

「LINE証券」では、LINEアプリから数タップで上場企業の株式や投信に投資をすることができますし、複雑な注文を入れる必要もありません。

「LINE証券」と「楽天証券」の実際の操作画面を比較してみましょう。

LINE証券:左、楽天証券:右

これだけを見ても「LINE証券」の方が使いやすいことが分かりますよね...

「楽天証券」はSORや執行条件、口座区分など指定しなければいけない項目が多いですが、「LINE証券」は「購入価格」「数量」のみとなっています

また「LINEアプリ」から直接アクセスできるのも「LINE証券」の強みでしょう。

家族にLINEするように「LINE証券」のトークルームに入り、「TOPはこちら」をタップするだけで「LINE証券」のページに飛ぶことができます。

毎日1回は利用する「LINE」から株式や投資信託の取引ができるのは、ほかの証券会社にはない強みといえそうです

実際に「LINE証券」が調査したアンケートによると、ユーザーの7割が「LINE」アプリから簡単に利用できる点をメリットとして挙げています。

 

もちろん「楽天証券」もネット証券の中では使いやすい部類に入ります。

記事の後半部分で説明しますが、「楽天証券」には「iSPEED」という取引ツールがあり、上級者向けの証券サービスといえそうです。

「使いやすさ」の結論としては「LINE証券」に軍配が上がりますが、「楽天証券」が決して劣っているわけではありません。

ただ、これから投資を始めようと考えている人には「LINE証券」がおすすめです。

LINE証券VS楽天証券②:手数料

日本株(100株の取引)の手数料は、「LINE証券」の圧勝です。
購入手数料+売却手数料の合計を見てみましょう。

LINE取引額楽天
99円~5万円110円
176円~10万円198円
198円~20万円230円
484円~50万円550円
869円~100万円1070円

表から、取引額の大小に限らず「楽天証券」よりも「LINE証券」の方が手数料が安いことが分かると思います。

 

「LINE証券」では海外の株式を取り扱っていないため、「LINE証券」と「楽天証券」を比較することはできません。

 

投資信託の購入手数料についても、「LINE証券」は無料であり「楽天証券」も1000本以上のファンドを無料化しているため、差別化要因とはならないと考えています。

 

日本の上場企業に1株から投資できる「いちかぶ投資」も「LINE証券」のみが対応しており比較をすることはできませんが、「LINE証券」の「いちかぶ」手数料を見ておきましょう。

「LINE証券」は「いちかぶ」の取引手数料を無料としていますが、実際には「スプレッド」により取引手数料を取っています

「スプレッド」というのは買値と売値に差をつけることで、実質的に手数料をとる仕組みです。

具体例を見ていきましょう。

A社の株式は東京証券取引所では1547.5円で売買されているとします。
そのときの「いちかぶ」取引価格は次のようになるでしょう。

買値と売値に差がついていることになりますね。

つまり、同じタイミングでA社の株を売買すると、スプレッド分の損失が発生します。

 

それでは、取引時に発生する実質的なスプレッドはどのくらいあるのでしょうか。

LINE証券」の公式HPによると、取引時に発生するスプレッドは次のとおりです。

「いちかぶ」のスプレッドは「グループA」「グループB」「グループC」「グループD」というように分けられており、グループと時間帯によりスプレッドは変化してきます。

入出金手数料については「LINE証券」「楽天証券」ともに、ほとんど変わりませんが、興味のある方は次の記事も参考にしてみてください。

LINE証券の手数料は高いのか?|売買、入出金手数料を徹底分析!

結論を述べると、「トヨタ自動車」や「NTT」といった日本株なら「LINE証券」、米国株なら「楽天証券」ということになりますね

LINE証券VS楽天証券③:キャンペーン

LINE証券は口座開設時に3株がもらえるキャンペーンをやっており、僕は口座開設キャンペーンで3000円分の株をGETしました。

詳しくは、【2021年4月最新】LINE証券・初株キャンペーンクイズの答え|無料で3株GET!を参考にしてみてください。

そのほかにも、手数料無料で上場企業の株式を購入できる「アフタヌーンセール」などがあります。

2021年4月の「アフタヌーンセール」では、2021年3月に売買代金が大きかった60銘柄を手数料無料で取引することができます。

過去には、7%のディスカウント価格で株を購入できる「タイムセールキャンペーン」というものもありました。

この「タイムセールキャンペーン」では、7%のディスカウント価格で買う→そのまま売ることにより、100%利益を出すこともできたのです

「アフタヌーンセール」「タイムセールキャンペーン」以外にも「LINE証券」では様々なキャンペーンをしています。
そのため、キャンペーン狙いで口座開設をするだけして、キャンペーンが始まるまで何もしないという使い方もアリでしょう。

 

一方で、「楽天証券」では2021年4月1日~30日に限り、口座開設・現物取引で4000人に500ポイントをプレゼントする企画をしています。

エントリーが必要なので、エントリーをしてから「楽天証券」の口座開設をしてみてください。

 

キャンペーンに関して言えば「LINE証券」の方が量質ともに優れていることが分かりります

LINE証券VS楽天証券④:取扱商品数

取扱商品は圧倒的に「楽天証券」の方が多いです。

LINE項目楽天
全銘柄日本株全銘柄
米国株3962
30本投資信託2700以上
債券15本
FXなどそのほかFXなど

ただ、投資をするうえで商品ラインナップの数はそこまで重要ではありません。
それよりも、つみたてNISAが利用できるのか?、手数料が安いのか?といった点に注目するべきでしょう。
※つみたてNISAについては記事の後半部分で解説します。

「LINE証券」と「楽天証券」を比較した際、商品のラインナップでは「楽天証券」に劣っていると述べましたが、これは「LINE証券」にとってメリットでもあります

人間は選択肢が多すぎると不幸になる「選択のパラドックス」という罠にハマります。

僕も初めて「楽天証券」でインデックスファンドを選んだときは種類が多すぎて2週間くらい悩みました。
ちなみに「楽天証券」は2700本以上の投資信託を取り扱っています。

しかし「LINE証券」では投資信託30本、「いちかぶ」を使って購入できるETFは15本しかありません。

ETFとは

ETFは上場投資信託の略で、東京証券取引所に上場している投資信託のことを指す。
メリットは、9:00~11:30/12:30~15:00の間に時価で取引ができる点。
ただ、価格が常に気になる神経質な方には向かない。

「LINE証券」が扱う投資信託の中には、「投信ブロガーが選ぶ!fund of the year2020」で1位を獲った「eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)」も含まれています。
詳しくは下記2本の記事を参考にしてみてください。

<<LINE証券で購入できる世界株投信・ETFを徹底分析!

<<LINE証券のおすすめ投資信託投資信託4本を徹底分析!

「eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)」は大手運用会社の「三菱UFJ国際投信」が運用しているインデックスファンドで、世界中の企業2900社に信託報酬0.1%で投資できる超優良ファンドです。

信託報酬とは

投資信託を保有していると、保有金額に応じて年間手数料がかかる。
このことを信託報酬という。
例えば、信託報酬0.1%のファンドを1000万円保有していると、1万円の手数料が掛かることになる。

個人的には「eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)」さえ扱っていれば、どこの証券会社を使っても同じだと考えています。
※証券口座を数えきれないくらい持っている僕の感想です。初心者の方はいろいろ試した方が学びも多いでしょう。

 

結論を述べると、「株式」だけでなく「債券」「ETF」「金」など、幅広い商品を取引したいという方には「楽天証券」がオススメといえます。

次の記事も参考にしながら、あなたに合った投資信託を選んでみてください。

<<資産運用がeMAXIS Slim 全世界株式のみで十分な理由

LINE証券VS楽天証券⑤:取扱ツール

取引ツールも楽天証券の方が優れています。
特にスマホアプリ向けの「iSPEED」は、外出先でも利用できるため、トレードの幅を広げてくれます。

「LINE証券」の場合、「iSPEED」のような取引ツールはありませんが、シンプルで使いやすいことで有名です。

「楽天証券」の「iSPEED」を見ていきたいと思います。

つぎの左の画像は、米国を代表する株価指数である「S&P500指数」の月足チャートです。
チャートは過去の期間に応じて「月足」「日足」「30分足」などがあります。
デイ・トレードをされる方は「1分足」を使うこともあるでしょう。

右の画像のように、「楽天証券」の強みは経済関連のニュースが豊富である点でしょう。

投資家にとって重要な「上場情報」「新型コロナ感染者数」「機関投資家の売り越し情報」などが並んでいます。

楽天証券が提供する投資情報サイト「トウシル」や日経新聞の記事を読むことができる「日経テレコン」などが無料で利用することができます

特に「トウシル」は「楽天証券」の口座開設をしなくてもウェブ上から見れますので、ぜひ投資判断の参考にしてみてください。

 

また「楽天証券」アプリ内からは「フェイスブック」や「アップル」といったアメリカ株にも投資をすることができます。

ひとつのアプリから日本株、投資信託、米国株とまとめて投資をしたい中上級者の方には「楽天証券」がオススメです。

 

一方で、複雑なツールを利用せずに分かりやすく取引したいという方は「LINE証券」を使ってみてもいいと思います。

「投資家ドットコム」としては両方とも口座開設をして好きな方を使用すればいいと思いますが、面倒くさいという方は「LINE証券」から始めるとよいでしょう。

LINE証券VS楽天証券⑥:つみたてNISA

「楽天証券」がつみたてNISAに対応している一方で、「LINE証券」ではつみたてNISAを利用することはできません

これは「LINE証券」の一番大きなデメリットともいえます。

 

つみたてNISAとは、金融庁が始めた「長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度」です。
※「長期分散投資」については次の記事を参考にしてみてください。

投資初心者向け】長期分散投資のメリットとデメリットを徹底分析はこちら

具体的には、20歳以上の日本国民全員に毎年40万円の非課税投資枠を付与する仕組みで、投資信託やETFに投資することができます

40万円の非課税枠は20年間利用できるため、全国民は40×20で800万円分の非課税枠を利用することが可能です。

具体例を見ていきましょう。

2020年に非課税枠を利用して非課税期間(20年)の最終年である2040年にS&P500インデックスファンドを売却した場合、16万円が非課税となります。
※利回りは、過去の水準より7%を見込んでいます。

これが20年間続くとすると、320万円もお得になります

 

ちなみに「つみたてNISA」では投資から20年以内に売却しなければ課税口座に資産が移る点に注意が必要です
20年後に一度売却しなければ、「つみたてNISA」をやる意味がありません。

絶対に忘れないくださいね。

おそらく、証券会社から連絡が来ると思いますが...

 

ただし、「つみたてNISA」の上限額は月額33,333円となっています。
非課税枠を有効活用するためにも、月額33,333円を投資に回せるようになるまでは「つみたてNISA」を始めない方がいいかと思います。

月額33,333円を投資に配分できるまでは「LINE証券」で経験を積み、「つみたてNISA」が利用できるようになれば「楽天証券」に移行するとよいでしょう

 

ちなみに「楽天証券」の投資信託を定期的に「楽天カード」で購入すると購入額の1%が楽天ポイントで還付されるという制度があります。

「楽天カード」をお持ちの方は、ぜひ「楽天証券」で楽天ポイントをさらに貯めてみてください。

 

あまり需要がないかもしれませんが次の記事も参考になるかもしれません。

大学生がつみたてNISAをするべき5つの理由|分かりやすく解説します

LINE証券VS楽天証券⑦:少額投資

「LINE証券」の最大のメリットは「LINE」からアクセスできる点と、少額投資ができる点です。

「LINE」からアクセスできることは記事の前半部分で解説しました(忘れた!という方はこちらをクリック)。

そこで、ここからは「LINE証券」の2つ目の最大のメリットである「少額投資」を解説していきます。

 

「楽天証券」も100円から投信を購入できますが、日本株へは投資ができません。

LINE証券の数百円から投資できる制度のことを「いちかぶ」といい、昼間だけでなく夜の9時まで取引できる銘柄もあります。

 

具体例を見ていきましょう。
口座数1億2000万(つまり日本の人口)を誇るゆうちょ銀行の株は993円から買えます。

もちろん、株は水物ですから常に993円で買えるわけではありません。
※2021年4月13日現在の株価です。

仮にゆうちょ銀行の株を単元株(100株)で買うと、10万円近くを1銘柄に注ぐ必要性が出てきます。

しかし「いちかぶ」を使うことで、ランチ代くらいで「ゆうちょ銀行」の株主になれるのです

また、「トヨタ自動車」や「NTT」といったグループAに属する銘柄は夜間取引も可能となっています。

夜間取引は17:00~21:00と短いですが、日中は忙しいサラリーマンや主婦の方でも取引が可能です。

ただし、夜間取引は日中の取引手数料よりも高い点に注意が必要でしょう。

もし、手数料が気になるのであれば夜間取引ではなく、9:00~11:20/12:30~14:50に取引ができる日中の取引をすることをオススメします。

 

結論を述べると、数百円/数千円レベルから資産運用を始めたいのであれば「LINE証券」一択でしょう

LINE証券と楽天証券は併用するべきなのか?

ここまで「LINE証券」と「楽天証券」を比較してきましたが、この2社が補完関係にあることを理解していただけたでしょうか。

「LINE証券」は手数料が安い一方で、取扱商品が少なく取引ツールも「楽天証券」に劣ります。
一方で、「楽天証券」は万能なネット証券ですが、使いやすさや日本株の手数料をみると「LINE証券」には勝てません。

 

そこで「投資家ドットコム」としては「LINE証券」と「楽天証券」を併用することで、両者が劣っている機能を補完するのがベストな使い方だと考えています

 

実際、周りの投資家仲間をみても「LINE証券」「楽天証券」の利用率が一番高いです。

僕のスマホの中身..

両方作るのは面倒くさいな~と思われる方は、少額からスタートできる「LINE証券」がオススメです!

まとめ:投資の第一歩を踏み出そう!

ここまで「LINE証券VS楽天証券」ということで、徹底解説してきました。

本記事をまとめておきたいと思います。

LINE証券の強み

・LINEアプリから利用できて、使いやすい!
・日本株の取引手数料が安い
・キャンペーンが豊富
・少額投資(数百円から)が可能!

楽天証券の強み

・取扱商品数が多い!
・取引ツールが豊富
・つみたてNISAが利用できる!

長い長い本記事をここまで読んでいただき、本当にありがとうございます。

 

さて、いろいろ言ってきましたが、証券口座に悩むくらいならとりあえず口座を開設しましょう。

住所とかマイナンバーとかを打ち込むのは面倒くさいですが、毎月数万円を投資に回す自動積立ボタンさえ押せば、ストレスフリーで資産運用ができます。

 

給料が上がらない日本で、合法的にお金を増やす手段は「資産運用」しかないでしょう。

アメリカの代表的な株価指数であるS&P500は過去40年で30倍になっています

 

ぜひ、「LINE証券」や「楽天証券」で資産運用の第一歩を踏み出してみてください。

LINE証券公式HPから証券口座を開設する

楽天証券公式HPから証券口座を開設する

本記事だけで判断がつかない場合、次の記事もおすすめです。

【2021年4月】LINE証券のデメリット・メリットは?評判・口コミを徹底分析!

よろしければ参考にしてみてください。

それでは、また。

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