投資信託

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の評判/口コミを徹底比較!

2021年5月22日

・「eMAXIS Slim 米国株式」の評判を知りたい
・自分に合ったインデックスファンドを探したい

本記事では、そういったお悩みを解決していきたいと思います。

本記事の内容

・eMAXIS Slim 米国株式とは
・eMAXIS Slim 米国株式の評判/口コミを徹底分析!
・eMAXIS Slim 米国株式のデメリット3選
・eMAXIS Slim 米国株式のメリット4選
・他のS&P500連動型投信との比較

 

本記事の結論

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は10~30年間以上投資する方にはオススメ

 

✓本記事の信頼性

「投資家ドットコム」を運営する「ロニイ(Twitterはこちら)」と申します。

資産運用や投資信託が好きすぎて、家族や友人向けに資産運用のブログを立ち上げました。

 

本記事では世界的に有名な株価指数であるS&P500に連動するインデックスファンド「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の評判/口コミを徹底分析していきたいと思います。

 

読了には約10分掛かりますが、あなたの「大切なお金」に関する話ですのでぜひ最後まで読んでみて下さい

 

それではさっそく見ていきましょう。




eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)とは

投資信託を選ぶうえで重要なのは次の3点です。

  • 信託報酬(コスト)
  • 長期的なリターン
  • リスク(ボラティリティ)

信託報酬は安いほど、長期的なリターンは大きいほど、リスクは小さいほど優れた投資信託といえます。

「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」は、「信託報酬」「長期的なリターン」という面でいうと優れた投資信託ですが、リスクが高い点に注意が必要です。

 

S&P500に連動する全ての投資信託に言えることですが、株価指数連動型のインデックスファンドはリスクが高いです

長期的な視点で考えると小さなことかもしれませんが、1年間で4割近く下落した例も過去にはありました。

本記事を読み進めるにあたり、「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」のリスクが高いということは頭の片隅に入れておいてください。

 

まずは「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の概要と手数料を見ていきましょう。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の概要

まずは「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の基本情報を見ていきましょう。

運用会社三菱UFJ国際投信
設定日2018年7月3日
運用方式インデックスファンド
ベンチマークS&P500
購入時手数料無料(ノーロード)
信託報酬0.0968%以下
実質コスト0.141%
純資産総額3960.2億円
つみたてNISA対象
主な組込銘柄Apple、Microsoftなど

運用会社は大手の「三菱UFJ国際投信」で、運用開始日は2018年7月3日と比較的歴史の浅いファンドであることが分かります。

 

ベンチマークは米国の代表的な株価指数であるS&P500となっており、「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」は王道のインデックスファンドといえるでしょう。

 

S&P500は米国の大企業500社から構成されており、米国の株式市場の時価総額を約80%カバーしています。

 

購入時手数料は無料となっているため、低コストで資産運用を始めることができます

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の手数料(信託報酬)

続いて「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の手数料(信託報酬)を見ていきましょう。

投資信託を購入する際に掛かる手数料は4種類あります。

  • 購入時手数料
  • 信託報酬
  • 信託財産留保額
  • その他の手数料

 

「SBI証券」や「楽天証券」のようなネット証券では、ノーロードと呼ばれる購入時手数料が無料のファンドが一般的になっています。

もちろん、「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」もノーロードです

 

「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の信託報酬は0.0968%以下となっています。

0.0968%以下になっている理由としては受益者還元型信託報酬という制度があるからです。

受益者還元型信託報酬では純資産総額が増加するほど信託報酬が安くなる仕組みになっています。

純資産総額信託報酬
500億円未満の部分0.0968%
500億円以上1,000億円未満の部分0.09625%
1,000億円未満以上の部分0.0957%

 

また、信託財産留保額とは投資信託を売却する際に掛かる手数料ですが、「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の信託財産留保額はゼロとなっています

 

その他にもファンド内の株式の売買に掛かる手数料が必要となりますが、この手数料は全てのファンドで支払う必要があるため差別化要因とはなりません。

「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の手数料は業界最安水準だといえるでしょう。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の長期リターン

続いて「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の長期リターンを見ていきたいと思います。

eMAXIS Slim 米国株式の過去1年のリターン
eMAXIS Slim 米国株式48.0%
ベンチマーク47.7%

ベンチマーク

ベンチマークはインデックスファンドなどの成績を測るために設けられた基準で、ベンチマークに近いインデックスファンドほど優秀だといえます。
「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」のベンチマークは「S&P500(円換算ベース)」です。

ここで重要なのが「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の運用開始日が2018年であるという点です。

資産運用において重要なのは長期・積立・分散投資です。

 

たった数年のリターンを見ても意味がありません。

そこで、過去30年間のS&P500の年平均リターンを調べてみました。

S&P500の過去の年平均リターン
過去5年17.3%
過去10年14.2%
過去20年8.4%
過去30年10.6%

過去20~30年の年平均リターンを見るとおよそ年平均9%の利回りが得られることが分かりますね

 

これを資産運用シミュレーションに入れて計算をすると、次のようになります。毎月の積立額は3万円程度とします。

 

もちろん、シミュレーションですので将来のリターンを決定づけるものではありませんが、将来の資産形成の参考にはなるでしょう。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)のリスク/ボラティリティ

「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」のリスク(ボラティリティ)も見ていきましょう。

S&P500の過去の年平均リスク
過去5年15.0%
過去10年13.6%
過去20年14.8%
過去30年14.5%

リスクとは「価格の振れ幅」のことで、リスクが大きいほど安定した運用が難しくなります

S&P500の過去データを見ると年平均リスクは約14%となっているようですね。

 

日本国債に投資するファンドなどと比較するとハイリスクといえますが、インデックスファンドに投資するには短期的なリスクを許容する必要があります

 

インデックス投資は下落することなく伸び続けるという意見もありますが、10年未満の成績を見ると元本割れをする可能性は十分にあるのです。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の評判/口コミを徹底解説!

ここからは「eMAXIS Slim 米国株式」の評判/口コミを分かりやすく解説していきたいと思います。

評判/口コミ①

「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の信託報酬が年々下がっていることが分かりますね。

「eMAXIS Slim」シリーズを運用する「三菱UFJ国際投信」では、ライバルのインデックスファンドに応じて信託報酬を下げてきており、これからも信託報酬を下げ続ける可能性があります。

評判/口コミ②

「eMAXIS Slim 米国株式」では非課税投資制度である「つみたてNISA」に対応しているため、「SBI証券」であれば毎月33,333円まで非課税で投資をすることができます。

もちろん、満額である月33,333円まで投資をする必要はなくできる金額から資産運用をスタートさせていきましょう

評判/口コミ③

「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」では「つみたてNISA」だけではなく、「iDeCo」を利用することも可能です。

「iDeCo」とは個人型確定拠出年金の略称で、個々人が自らの資産で作れる「年金」です。

60歳になるまでは引き出すことができませんが、拠出時・運用時・引出時に税制上のメリットがあります。

預金や投資で税金を支払うのが嫌だという方や、所得控除を受けたい方は「iDeCo」を試してみて下さい。




eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)のデメリット3選

ここからは「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」のデメリットを見ていきたいと思います。

短期的に元本割れをする可能性は十分にある

資産運用の基本ですが、投資商品には元本割れをする可能性があります。

いかにS&P500が過去40年間で30倍以上値上がりしているからといって、365日連続で値上がりするわけではありません

そのため、短期的には元本割れする可能性がある点に注意が必要です。

また、世界経済が発展しないという可能性も否定できませんが、人間の強欲ぶりを見ていれば....大丈夫そうですね。

 

投資は余裕資金でするのが基本です。

短期(10年以内)で必要な資金は現金保有しておく方がいいでしょう。

アクティブファンドにリターンで負ける可能性がある

「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」はインデックスファンド、つまり米国経済全体に投資するファンドです。

そのため、S&P500の中には収益性が低い企業が含まれていたり、割高に評価されている企業もあります。

 

一方でアクティブファンドは成長性や割安性といった基準で投資をしているファンドが多いため、個々の例でいくと「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」がアクティブファンドに負ける可能性は十分にあります。

例えば、「バークシャー・ハサウェイ」率いるバフェットは長い期間に渡りS&P500を上回るリターンを出していることで有名ですね。

ただし、そのバフェットもS&P500への投資を推奨していることから、投資に不慣れな方には「eMAXIS Slim 米国株式」がオススメです

 

バフェットのようなアクティブ投資家もいますが、一般論としてはアクティブファンドがインデックスファンドに勝つことは不可能と言われています。

なぜなら、アクティブの信託報酬(手数料)はインデックスの約3倍あるといわれており、アクティブ運用の平均としてインデックスが出るからです。

 

そのため、投資初心者の方であれば、「eMAXIS Slim 全世界株式」や「eMAXIS Slim 米国株式」に投資をしておけばよいでしょう。

為替リスクがある

また「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500」は米国の株式市場に投資するため、為替リスクがあります

為替リスクとは外国通貨建ての金融商品に投資する際に生じるリスクで、円高ドル安になるほど「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の基準価額は下落します。

 

「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」が組成されて以降、ドル円のレートに大きな変動が無いため多くの個人投資家が見落としがちですが、13年前のリーマンショックでは「S&P500の価格下落」×「円高ドル安の進行」で日本の銀行や投資家は大きな含み損を出しました。

 

「危機時の円買い」という言葉があるように、世界中で株価が下落する局面では円高ドル安に進みやすい傾向にあります。

 

20~30年の長期投資をされるなら大きな問題はないかと思いますが、「為替リスク」を頭の片隅に入れておいた方がいいでしょう。

詳しくは次の記事を参考にしてみてください。

【6選】投資信託のリスクとは|リスクの種類・抑える方法を徹底分析!

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)のメリット4選

ここまで「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」のデメリットを書いてきましたが、個人的にはメリットの方が大きいと考えています。

王道of王道。長期投資に適している

世界で最も王道の投資方法は何なのか?そう問われると多くの投資家はインデックス投資と答えるでしょう。

 

「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」は低コストで資産形成をするファンドで、長期で資産形成をしていきたい方にオススメです

 

短期的には元本割れするリスクも当然ありますが、長い期間で大きなリターンを狙っていきたいのであれば「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」などのS&P500や全世界株式に連動するインデックスファンドを選ぶといいでしょう。

安定して成長する米国の大企業に投資できる

S&P500に選ばれる企業は、米国の中でも特に厳しい基準をクリアしてきています。

  • 米国に本拠地を置く
  • 時価総額が98億ドル以上
  • 4期連続黒字

日本には時価総額98億ドルを超える企業が約130社しかない一方で、米国では時価総額98億ドル以上の企業から指数を作れるのが凄いですよね。

 

「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」では、選りすぐりの米国企業に投資をしているため人気を集めているのです。

※三菱UFJ国際投信の純資産総額ランキングでは1位

信託報酬が安い

また信託報酬が安いのも「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の強みでしょう。

既に説明していますが、「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の信託報酬は0.0968%以下となっており、「SBI・バンガードS&P500インデックス」に続いて日本では2番目の安さとなっています。

 

信託報酬の安さとリターンが必ずしも比例する訳ではありませんが、インデックスファンドであれば低コストの商品を選んでおくことが重要です。

つみたてNISAやiDeCoが利用できる

「つみたてNISA」や「iDeCo」を利用して「eMAXIS Slim 米国株式」を購入すると非課税枠を利用して投資することができます

 

「つみたてNISA」であれば年間120万円、「iDeCo」なら人によりますが年間14.4~81.6万円の非課税投資枠を利用可能です。

投資信託などの商品を購入する前に、「つみたてNISA」や「iDeCo」の口座を開設してみてはどうでしょうか。

他のS&P500連動型投信との比較

ここからは日本国内で投資できるS&P500連動型投信と「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」を比較していきたいと思います。

商品名信託報酬過去1年のリターン
1SBI・バンガードS&P5000.0938%47.80%
2eMAXIS Slim 米国株式0.0968%48.0%
3つみたて米国株式0.2200%47.9%
4Smart-i S&P5000.242%-
5i-Free S&P5000.2475%47.9%

※各社の2021年4月30日のレポートを参照

当然かもしれませんが、インデックスファンドであるため、過去1年間のリターンに大きな差はありませんね。

ただし、微妙な手数料の関係などで「eMAXIS Slim 米国株式」の過去リターンが1番となっています

そのため「SBI・バンガードS&P500」や「eMAXIS Slim 米国株式」のどちらかに投資をしておけばいいでしょう。

 

また、米国ETFでS&P500に連動する「VOO」の経費率は0.04%となっており、「eMAXIS Slim 米国株式」などよりも低コストで投資することができますが、確定申告が面倒なので私は投資をしていません。

より低コストで米国ETFに投資したい方は「VOO」に投資をしてみるのもアリでしょう。

まとめ

本記事を最後まで読んでいただきありがとうございました。

「eMAXIS Slim 米国株式」の概要/評判をまとめると次のようになります。

  • 「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」は投信の中なら2番目に低コストで投資可能
  • 過去1年間のリターンは日本一
  • 投資信託なので元本割れの可能性はある
  • 長期投資する人に勧めたい1本

 

日本円の価値と国民の手取り年収は年々下がってきており、資産運用なしに貯蓄を増やすのは難しくなっています。

この機会に「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」への投資を考えてみてください。

 

「eMAXIS Slim 米国株式」は「SBI証券」から購入することが可能です。

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それでは、また。

 

 

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