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SBI証券の手数料は高いのか?全商品について競合他社と徹底比較!

SBI証券 ロゴ
太郎

「SBI証券」の手数料は競合と比較して高いのか教えてほしい

花子

初めて証券口座を選ぶけど「SBI証券」で大丈夫かな?

本記事では、そういったお悩みを解決していきたいと思います。

「SBI証券」の手数料は全般的に安

✓本記事の信頼性

資産運用や投資信託が好きすぎて、家族や友人向けに資産運用のブログ「投資家ドットコム」を始めた「ロニイ(Twitterはこちら)」と申します。

アルバイトで稼いだお金を投資に回して金融資産は100万円を超えました。

既に結論で述べましたが、「SBI証券」の手数料は総合的に見てかなり安いです

本記事では「SBI証券」が取扱う15商品と出入金手数料について分かりやすく解説していきたいと思います。

それでは、さっそく見ていきましょう。

※金融商品仲介業者「ネクシィーズ・トレード」を仲介

目次

SBI証券とは

「SBI証券」はインターネットを通じて取引ができるネット証券大手で、2021年に口座開設数は600万を超えました。

証券会社名株式会社SBI証券
無料登録ページ無料登録ページはこちら
サービス開始前身の会社は1944年
取扱商品国内株、投資信託、海外株、債券、金など
ラインナップは日本一
最低投資金額投資信託なら100円から
口座管理手数料無料
入出金手数料ネットバンキングを利用すれば無料
口座開設数600万口座以上
オススメ度★★★★★

「SBI証券」の大きな特徴は3点あります。

  • 取扱商品が幅広い
  • 国内株式や投資信託の手数料が安い
  • スマホアプリからも簡単に投資できる

まず、「SBI証券」の取扱商品はネット証券の中では「楽天証券」と同じく業界最高水準であり、ほとんどの金融商品に投資可能です。

  • 国内株式(単元株、未単元株、信用取引、夜間取引)
  • 投資信託
  • ETF、REIT
  • 海外株、海外ETF
  • 債券
  • 金などの貴金属
  • 先物、オプション取引
  • CFD

また、全体的に取引手数料が安いのも魅力であり、25歳以下のユーザーは国内株式の取引手数料が無料です。

使いやすさも抜群で、スマホアプリからワンクリックで投資できる点も評価されています。

本記事では「SBI証券」の取引手数料をネット証券他社と徹底比較していきますので、あなたに合った最高の証券会社を見つけてみてください。

SBI証券の取引手数料は高いのか?競合他社と徹底比較!

「SBI証券」は国内株式や投資信託、ETF、米国以外の海外株に強みを持っており、「SBI証券」さえあれば低コストで幅広い商品に投資できることが分かりますね。

スクロールできます
SBI証券の手数料他のおすすめの証券会社
現物取引★★★★★楽天、GMO
信用取引★★★★☆auカブコム
単元未満株★★★☆☆LINE、PayPay
夜間取引★★★★★楽天
投資信託★★★★★すべて
国内ETF/REIT★★★★★楽天
米国株/ETF★★★☆☆DMM、マネックス
中国株/ETF★★★★★マネックス
新興国株/ETF★★★★★
債券★★★★☆楽天
金(貴金属)★★☆☆☆楽天、マネックス
先物/オプション★☆☆☆☆日産、GMO
CFD★☆☆☆☆楽天、GMO
総合評価★★★★★楽天

ただし、先物/オプション取引やCFDといったハイリスク・ハイリターンの金融商品の手数料が高めになっているので、ハイリスク商品に投資したいのであれば「GMOクリック証券」を利用するといいでしょう。

投資初心者の方、総合力に優れたネット証券を利用したい方は「SBI証券」を利用するのがオススメです。

それでは金融商品ごとの取引手数料を見ていきたいと思います。

国内株:現物取引(単元株)

「SBI証券」を始めとする国内ネット証券各社は現物取引に次の手数料体系を設けています。

  • 1約定性
  • 1日定額制

1約定制は取引ごとに手数料が発生するシステムで「SBI証券」ではスタンダードプランと呼んでおり、1日定額制は1日の合計約定金額に対して手数料が発生するシステムで「SBI証券」ではアクティブプランとなっています

さっそくですが、「SBI証券」のスタンダードプランとアクティブプランを他社の1約定制と比較していきましょう。

まずはスタンダードプランから見ていきたいと思います。

約定金額 現物取引の1約定性の手数料①

スクロールできます
約定金額現物取引の1約定性の手数料①
5万円10万円30万円50万円
SBI5599275円
楽天5599275円
マネックス110円275円495円
auカブコム99円275円
GMO96円265
スクロールできます
約定金額現物取引の1約定性の手数料②
100万円300万円500万円
SBI535円1,013円
楽天535円1,013円
マネックス1,100円3,300円5,500円
auカブコム1,089円3,069円4,059円
GMO479917

※松井証券は1約定制に非対応

1約定制の場合、5万円までなら「SBI証券」と「楽天証券」が、約定金額が5万円を超えると「GMOクリック証券」が最も安く取引できるようになっています。

続いて「SBI証券」のアクティブプランと他社の1日定額制を比較してみましょう。

スクロールできます
約定金額 現物取引の1約定性の手数料①
10万円30万円50万円
SBI0円
楽天0円
マネックス550円
松井0円
GMO234円305円438円
スクロールできます
約定金額現物取引の1約定性の手数料②
100万円300万円500万円
SBI0円1,718円2,598円
楽天0円3,300円5,500円
マネックス2750円5,500円
松井1,100円3,300円5,500円
GMO876円1,691円2,281円

※auカブコム証券は1日定額制に非対応

1日定額制(「SBI証券」のアクティブプラン)を比較してみると、「SBI証券」「楽天証券」「松井証券」の取引手数料の安さが分かると思います。

1日の取引額が100万円を超えても、「GMOクリック証券」といい勝負をしているため、日本株投資をするのであれば「SBI証券」もしくは「楽天証券」を選んでおけば問題はないでしょう。

100万円までの取引であれば「SBI証券」「楽天証券」が、100万円以上の取引なら「GMOクリック証券」がオススメ

国内株:信用取引

信用取引は証券会社から資金を借りてする投資で、レバレッジを掛けるため、ハイリスク・ハイリターンの投資のことです。

レバレッジ

日本では信用取引のレバレッジが3.3倍となっているため、100万円の投資元本があれば約330万円の資金を動かすことができます。

信用取引でもネット証券各社は1約定制と1日定額制を設けており、低コストで投資をしたいなら資金力に応じた証券会社を選ぶ必要があるといえるでしょう

「SBI証券」のスタンダードプランと競合他社の1約定制を比較してみました。

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約定金額(~万円)信用取引の1約定性の手数料①
5103050
SBI99円198円
楽天99円198円
マネックス99円198円
松井1約定制に非対応
GMOクリック97円97円187円
auカブコム0円0円
スクロールできます
約定金額(~万円)信用取引の1約定性の手数料②
100300500
SBI385円385円
楽天385円385円
マネックス385円1,100円1,100円
松井1約定制に非対応
GMOクリック264円
auカブコム0円0円0円

1約定制の場合、「auカブコム証券」が圧倒的に手数料が安いことが分かりますね。

続いて「SBI証券」のアクティブプランとネット証券他社の1日定額制を比較しておきましょう。

約定金額の合計(~万円) 信用取引の1日定額制の手数料①

スクロールできます
約定金額の合計(~万円)信用取引の1日定額性の手数料①
5103050
SBI0円
楽天0円
マネックス550円
松井0円
GMOクリック0円220円
auカブコム0
約定金額の合計(~万円)信用取引の1日定額性の手数料②
100300500
SBI0円1,404円2,284円
楽天0円3,300円5,500円
マネックス550円2,750円5,500円
松井1,100円3,300円5,500円
GMOクリック440円1,320円2,200円
auカブコム0

※「松井証券」は約定金額の合計が~200万円のとき、2,200円の手数料が必要となる

低価格帯であれば「SBI証券」や「楽天証券」「auカブコム証券」「松井証券」が、高価格帯であれば「auカブコム証券」が低コストで投資することができるのが分かりますね。

「auカブコム証券」がすべての取引金額でオススメ

詳しくは「auカブコム証券」の記事を参考にしてみてください。

国内株:単元未満株(s株)

単元未満株取引とは1株単位で投資することで、反対の意味としては単元株(普通は100株)があります。

「ファーストリテイリング」(ユニクロ)のような100株あたりの投資金額が数百万円を超える銘柄を単元株で投資するのは難しいかもしれませんが、単元未満株であれば容易に投資することが可能です

「SBI証券」では単元未満株のことをs株と呼んでおり、他社も名称こと違えど似たような制度を用意しています。

スクロールできます
証券会社1取引金額ごとの手数料(円)
5,000円1万円10万円
LINE10円~50円20円~100円200円~1,000円
PayPay25円~50円50円~100円500円~1,000円
SBIネオモバイル毎月50万円の売買までは月220円
SBI55円55円550円
auカブコム52円52円52円
マネックス52円52円550円

「SBI証券」に似た証券会社として「SBIネオモバイル証券」がありますが、「SBIネオモバイル証券」は少額投資に特化した証券会社で「SBI証券」とは別の証券会社です。

「LINE証券」や「PayPay証券」、「SBIネオモバイル証券」の手数料に優位性があると言えるでしょう。

しかし、「LINE証券」などのスマホ証券は銘柄や時間ごとに手数料を変更しているため、マイナーな銘柄に投資するのであれば「auカブコム証券」や「マネックス証券」の方が割安なこともあります

メジャーな大手企業に投資するのであれば「LINE証券」などのスマホ証券を、マイナーな企業にも投資をしたいなら「auカブコム証券」や「マネックス証券」を利用するといいでしょう。

また、「SBIネオモバイル証券」は手数料220円で毎月50万円まで投資可能なため、売買頻度が低い方には「SBIネオモバイル証券」をオススメします。

「LINE証券」を中心に「PayPay証券」や「SBIネオモバイル証券」を活用するのがベスト。マイナーな株式に投資したいなら「auカブコム証券」や「マネックス証券」も!

国内株:夜間取引(PTS)

日本の証券市場では、東京証券取引所などの取引所を介さずに株式を売買できるシステムがあります。

それがPTSです。

PTSを利用すると東京証券取引所が開いている9:00~11:30、12:30~15:00以外の時間でも取引をすることができるため、企業の不祥事や決算などでマーケットが大きく揺れ動いたときでも柔軟に対応することができます

日本でPTSに対応している証券会社は「SBI証券」「楽天証券」「松井証券」の3社で、「SBI証券」は1約定制、「楽天証券」と「松井証券」は1日定額制の手数料体系を採用しています。

スクロールできます
SBI証券の現物取引ごとの手数料(1約定制)
取引金額8:20~16:0016:30~23:59
~5万円51円0円
~10万円94円
~20万円110円
~50万円261円
スクロールできます
楽天証券、松井証券の1日定額制の手数料
約定金額の合計(~万円)50100200300
楽天証券0円2,200円3,300円
松井証券0円1,100円2,200円3,300円

「SBI証券」の場合、昼間にPTS取引をすると手数料が発生しますが、夜間は無料で取引をすることができます。

一方で「楽天証券」は1日100万円まで、「松井証券」は1日50万円までの取引は無料であるため、各社の手数料格差はほとんどないと言っていいでしょう。

夜間に取引するのであれば「SBI証券」か「楽天証券」がオススメ

投資信託

投資信託はプロのファンド・マネージャーに資金を託して運用してもらう商品で、初心者向きの金融商品と言えます。

インデックスファンドも投資信託の一種で、ネット証券各社は投資信託の販売に力を入れており、購入時手数料は無料となっています。

投資信託の購入時手数料
SBI証券無料
楽天証券
マネックス証券
auカブコム証券
松井証券
GMOクリック証券
LINE証券

投資信託のみを買おうと考えているのであればラインナップに優れている「SBI証券」もしくは「楽天証券」がオススメといえるでしょう。

ただし、ネット証券各社はポイント還元などを積極的に導入しているため、Tポイントユーザーであれば「SBI証券」、楽天ポイントユーザーであれば「楽天証券」、Pontaポイントユーザーであれば「auカブコム証券」というように使い分けるのがオススメです。

投資信託を買うのであれば、どの証券会社を使っても同じ手数料フリー!ただし、自分が普段使うポイントで証券会社を選ぶのがオススメ!

国内ETF/REIT

ETFは上場投資信託の略称で、リアルタイムで売買ができる投資信託のことです。

REITは不動産投資信託のことで、住宅ローンや倉庫の債権を束ねた金融商品となっています。

国内ETF/REITは国内株式と同じようにリアルタイムで売買されるため、手数料体系は国内株式と同じであることが多いです。

1約定制(「SBI証券」ではスタンダードプラン)の手数料

スクロールできます
約定金額(~万円)ETF/REITの1約定性の手数料①
5103050
SBI55円99円275円
楽天55円99円275円
マネックス110円275円495円
松井1約定制に非対応
GMOクリック96円96円265円
auカブコム99円275円
スクロールできます
約定金額(~万円)ETF/REITの1約定性の手数料②
100300500
SBI535円1,013円
楽天535円1,013円
マネックス1,100円3,300円5,500円
松井1約定制に非対応
GMOクリック479円917円
auカブコム1,089円3,069円4,059円

1日定額制(「SBI証券」ではアクティブプラン)の手数料

約定金額の合計(~万円) ETF/REITの1日定額性の手数料①

スクロールできます
約定金額の合計(~万円)ETF/REITの1日定額性の手数料①
5103050
SBI0円
楽天0円
マネックス550円
松井0円
GMOクリック234円305円438円
auカブコム1日定額制に非対応
スクロールできます
約定金額の合計ETF/REITの1日定額性の手数料②
100300500
SBI0円1,718円2,598円
楽天0円3,300円5,500円
マネックス2750円5,500円
松井1,100円3,300円5,500円
GMOクリック876円1,691円2,281円
auカブコム1日定額制に非対応

ただし、ネット証券各社はETFの無料化を進めており、ほとんどの場合ノーコストでETFに投資することができます。

取引手数料無料のETFを提供する大手ネット証券まとめ
SBI119本
楽天112本
auカブコム99本

ETFやREITは投資信託と異なり、リアルタイムで売買できるのが魅力なので、ぜひETF投資にチャレンジしてみてください。

取引手数料無料の利用するのであれば「SBI証券」がオススメ!手数料無料でないETFも1日100万円までは無料で投資できる

米国株/米国ETF

既に説明しましたが、株式とETFはリアルタイムで取引できるという点で似た性質を持っています。

米国は世界でも有数の経済大国で、上場している企業の質はもちろん、ETFの種類も多いのが特徴です。

そのため、ここ数年では米国株/米国ETF投資の人気が出始めてきており、「Apple」や「Amazon」といった企業に投資をしてきた投資家は大きなリターンを得ることができました。

米国株/米国ETFは1日定額制という仕組みがなく、取引ごとに手数料が発生する1約定制が主流となっています。

米国株/米国ETFの1約定制の取引手数料
SBI0.495%
楽天0.495%
マネックス0.495%
DMM0%
PayPay0.5~0.7%

取引手数料だけを見ると「DMM 株」で有名な「DMM.com証券」が割安となっていますが、米国株/米国ETF投資で重要なのは為替手数料も含めた総合的な手数料です。

為替 手数料

そこで為替手数料についても調べてみました。

スクロールできます
日本円からドルに転換する際の為替手数料
証券会社名買付時売却時
SBI25銭25銭
楽天25銭25銭
マネックス0銭25銭
DMM25銭25銭
PayPay35銭35銭

為替手数料を見ると「マネックス証券」が頭1つ抜けていることが分かりますね。

1点だけ注意しておきたいのは「DMM.com証券」は配当受取時時に100銭の為替手数料が必要となる点です

そのため、配当を多く受け取る銘柄に投資したいのであれば「マネックス証券」、配当を出さない「バークシャー・ハサウェイ(バフェットの会社)」のような企業を買うなら「DMM.com証券」をオススメします。

また「PayPay証券」では1,000円単位で投資をすることができるため、少額からの米国株投資に興味のある方は検討してみてもいいでしょう。

「SBI証券」「楽天証券」「マネックス証券」といった大手ネット証券の取扱銘柄を見ると、取扱銘柄の数はほとんど変わらないため、為替手数料に優れている「マネックス証券」がオススメです。

配当を気にしないのであれば「DMM.com証券」、少額から投資するなら「PayPay証券」、総合力なら「マネックス証券」がオススメ

中国株/中国ETF

中国株や中国ETFに投資できるのは大手ネット証券では「SBI証券」「楽天証券」「マネックス証券」の3社のみとなっています。

「東洋証券」のような中国株に強い証券会社はあるのですが、中国株のみを買う個人投資家は少ないのではないでしょうか。

そこで本記事では商品のラインナップに優れ、中国株や中国ETFに投資できる3社に絞って手数料を分析していきたいと思います。

まず、中国株や中国ETFの取引手数料は「SBI証券」あるいは「マネックス証券」が割安と言えるでしょう。

中国株/中国ETFの1約定制の取引手数料
SBI0.286%
楽天0.55%
マネックス0.275%

ただし米国株の取引手数料のときに説明したように、外国通貨建ての金融商品に投資する際は為替手数料も重要な要素となってきます。

中国株/中国ETFの為替手数料も見ておきましょう。

中国株/中国ETFの為替手数料
SBI15銭
楽天
マネックス

各社横並びであることが分かりますね。

そのため、単純に取引手数料が安い「SBI証券」あるいは「マネックス証券」を利用して中国株/中国ETFに投資するのがオススメと言えます。

中国株に投資するのであれば「SBI証券」あるいは「マネックス証券」がオススメ

ASEAN株/東南アジアのETF

「成長が期待できる東南アジアの株式やETFにも投資をしたい!」

ここ数年でそう考える日本人投資家は増えてきているようですね。

経済成長率と人口増加率が必ずしも株価に影響を与えるわけではありませんが、経済が成長する→株価が上昇するというロジックは合理性があるでしょう。

ネット証券大手でASEAN(東南アジア)株に投資できるのは「SBI証券」「楽天証券」の2社のみとなっています。

「楽天証券」はインドネシア、シンガポール、タイ、マレーシアの4か国に対応しており、「SBI証券」はそれに加えてベトナム、韓国、ロシアへの投資することが可能です

韓国とロシアは東南アジアの国ではありませんが、「SBI証券」を利用して投資できるため参考までに載せておきます。

インドネシア、シンガポール、タイ、マレーシアの株式/ETFの取引手数料
SBI1.1%
楽天
スクロールできます
韓国ロシアベトナム
SBI0.99%1.32%2.2%

やはりマイナーな国への投資は、米国や中国と比較して手数料が高くなりがちですね。

東南アジアなどの米国/中国以外の株式に投資するなら「SBI証券」一択

債券

債券は株式と定期預金の中間的なリスクを持つ金融資産で、国が発行する国債、企業が発行する社債などがあり、ミドルリスク・ミドルリターンの金融商品として有名です。

投信 リスク&リターン

ハイイールド債やモーゲージ債、劣後債など幅広い種類の債券があるのですが、本記事ではまとめて「債券」として説明していきます。

ネット証券各社は債券の手数料を無料化するかわりに、外国通貨建て債券に投資する際の為替手数料で利益を出しているのが特徴です。

債券の購入手数料
SBI無料
楽天無料
マネックス無料
auカブコム無料
松井非対応
GMOクリック無料
スクロールできます
外貨建て債券を取引する際の為替手数料
米ドルユーロ豪ドル
SBI25銭80銭100銭
楽天25銭50銭70銭
マネックス25銭(買付時は無料)50銭70銭
auカブコム20銭40銭60銭
GMOクリック非対応50銭

日本円建ての国債や社債は利率がゼロに近いため、個人投資家からの人気がなく、債券に投資するのであれば外国通貨建ての債券へ投資をした方がいいでしょう

ただし、外国通貨建ての金融商品には為替リスクがある点に注意が必要です。

また商品のラインナップを見ると大手の「SBI証券」や「楽天証券」の取扱が多いため、取引手数料だけで判断するのは避けた方がいいかもしれませんね。

取引手数料だけを見ると「マネックス証券」「auカブコム証券」「GMOクリック証券」がオススメ!ただし、銘柄が少ない場合もあるので注意が必要

金/銀/プラチナ

金、銀、プラチナといった貴金属投資は何となく安心感がありますよね。

もちろん貴金属への投資もリスクがあるので注意が必要ですが、金融危機や新型コロナウイルスの感染拡大時といった非常事態に強みを発揮するのが貴金属です。

金や銀などの貴金属を取り扱っているのはネット証券を調べると、大手の「SBI証券」「楽天証券」「マネックス証券」の3社が対応していました。

金/銀/プラチナの購入時手数料
SBI2.2%
楽天1.65%
マネックス1.65%

「楽天証券」や「マネックス証券」であればより低い手数料で、金、銀、プラチナに投資をすることができますね。

ただし、金などの貴金属に投資するのであれば、金価格などに連動するコモディティETFという選択肢もあるので、純金積立や金ETFに興味のある方は次の記事も参考にしてみて下さい

「楽天証券」あるいは「マネックス証券」がオススメ

先物/オプション

先物やオプション取引は非常にリスクの高い投資であるため、投資初心者の方にはオススメできません。

特にオプション取引の売りは、投資元本以上に損失が出る可能性があるため注意が必要です

本記事では比較のために「SBI証券」と競合のネット証券の手数料を載せていますが、先物やオプション取引をする際にはリスク管理に気を付けて下さい。

まずは先物取引の手数料を見ていきましょう。

スクロールできます
日経225先物取引の手数料比較(1枚あたり)
証券会社名mini手数料large手数料
日産25163円
SBIネオトレード36円210円
GMOクリック37円220円
楽天38円275円
マネックス38円275円
松井38.5円220円
SBI38.5円275円
auカブコム41円330円

「日産証券」の取引手数料が一番安いことが分かりますね。

この「日産証券」は先物取引やオプション取引といったデリバティブに強みを持つ証券会社として有名です。

投資初心者や一般的には少し知名度が低いかもしれませんね。

日経225先物(ラージ)は日経平均先物価格の1,000倍の値動きを、日経225ミニは100倍の値動きをすることになるため、非常にリスクの高い取引であると言えるでしょう。

例えば、日経平均先物価格が28,000円であれば、日経225先物(ラージ)1枚の価格は2,800万円となり、日経平均先物価格が10円動くたびに投資元本は10,000円動くことになります。

オプション取引の取引手数料はどうなっているのでしょうか?

日経225オプションの取引手数料
GMOクリック0.152%
SBIネオトレード0.154%
日産0.165%
楽天0.198%
マネックス0.198%
松井0.22%
SBI0.22%
auカブコム0.22%

「GMOクリック証券」、「SBIネオトレード証券」「日産証券」などの先物やオプションに特化した証券会社の手数料が安いのが分かりますね。

「SBI証券」「楽天証券」「マネックス証券」といったメジャーな証券会社の手数料はやや高めに設定されており、先物やオプション取引をするのなら新しく証券口座を作ったほうがいいでしょう。

先物取引に投資するのであれば「日産証券」、オプション取引なら「GMOクリック証券」の手数料が安い

CFD

CFDも株式の信用取引と同じくレバレッジを掛けてする取引のことです。

レバレッジ

基本的な仕組みは信用取引と同じですが、CFDでは米国企業や海外の株価指数に投資することが可能で、国内株に投資できる信用取引とは投資対象が少しこおとなります。

CFDには取引所CFDと店頭CFDという2種類のCFDがあり、取引所CFDは「くりっく株365」とも呼ばれたりしますね。

手数料を見ていきましょう。

取引所CFDの日経225リセット付証拠金取引
SBI156円
auカブコム156円
岡三オンライン156円

「SBI証券」や「auカブコム証券」「岡三オンライン証券」は「くりっく株365」を導入しているため、基本的な取引手数料は変わりません。

店頭CFDを提供する「楽天証券」や「GMOクリック証券」は取引手数料無料で投資ができますが、投資者保護基金の対象でない点には注意が必要です。

信用取引、先物取引、オプション取引、CFDなどは「お金を借りてする投資」であるため、資金管理は徹底しながら、リスク許容度に合った投資をしてみてください。

安い手数料で取引するなら「楽天証券」や「GMOクリック証券」の店頭CFDが、「クリック株365」を利用したいなら総合力に優れた「SBI証券」がオススメ

SBI証券の出入金手数料は高いのか?徹底比較!

ここからは「SBI証券」の出入金手数料を競合他社と比較しておきたいと思います。

証券会社名出入金手数料
SBI無料
楽天無料
マネックス無料
auカブコム無料
松井無料
GMOクリック無料

出入金時にネットバンキングを利用することで「SBI証券」などは手数料を支払う必要がありません。

銀行振込をしたり、条件が合わない場合は出入金手数料を支払う場合もありますが、「ゆうちょ銀行」やメガバンク、大手ネット銀行を利用しているのであれば基本的には無料で利用できます。

普段から利用する銀行で資産運用を始めてみてください。

ネットバンキングを利用すれば大手ネット証券は無料で出入金できる

まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございました。

本記事のまとめておきたいと思います。

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SBI証券の評価他のオススメの証券会社
現物取引★★★★★楽天、GMO
信用取引★★★★auカブコム
単元未満株★★★LINE、PayPay
夜間取引★★★★★楽天
投資信託★★★★★すべてオススメ
国内ETF/REIT★★★★★楽天
米国株/米国ETF★★★DMM、マネックス
中国株/中国ETF★★★★★マネックス
東南アジア株/ETF★★★★★
債券★★★★マネックス、auカブコム
金/銀/プラチナ★★楽天、マネックス
先物/オプション日産、GMO
CFD楽天、GMO
総合力★★★★★楽天、マネックス、GMO

記事の冒頭でも述べましたが、「SBI証券」は投資初心者・総合力の高い証券会社を利用したい方にオススメです。

証券口座をお持ちでない方は、ぜひ無料登録してみてください。

「SBI証券」に興味のある方は次の記事もオススメです。

それでは、また。

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