LINE証券では流行の米国株が投資できないらしいよ…
そんな証券会社に人気が集まるのかな?
本記事では、そういったユーザーの方に向けて具体的な解決策を提案します。
日本で革新的な企業が生まれない一方で、米国ではGAFAMを始めとするテクノロジー企業が続々と誕生してきました。
米国の有名な株価指数であるS&P500は40年間で約30倍以上値上がりしていますし、その勢いは止まりそうにもありません。
一方で2019年に創業した「LINE証券」では米国株投資に対応しておらず、少額投資のメリットを上手く活用できていません。
ただ「LINE証券」で米国株投資はできないものの、別の選択肢はあります。
本記事では、それらの選択肢について分かりやすく解説していきたいと思いますので、ぜひ最後まで読んでみて下さい。
それでは、さっそく見ていきましょう。
LINE証券で米国株投資ができない理由
「SBI証券」や「楽天証券」といった大手ネット証券で米国株投資ができるのに、「LINE証券」ではできないのでしょうか。
それは米国株投資に対応するシステムを作ったり、異なる制度に対応させる必要があるからです。そのためネット証券大手5社の中でも米国株投資に対応しているのは3社のみとなっています。
- SBI証券→対応
- 楽天証券→対応
- マネックス証券→対応
- 松井証券→対応
- auカブコム証券→対応
つまり「LINE証券」が遅れている訳ではなく、海外株に直接投資する仕組みを作るにはそれ相応の資本力が必要だということでしょう。
「LINE証券」の親会社である「野村證券」は米国株投資に対応していますが、ネット証券よりも手数料が高いためオススメできません。
※正確には野村ホールディングスの子会社である野村證券
ただ米国株投資ができないかたといって「LINE証券」が劣っているネット証券という訳ではないことを覚えておいてください。
次の記事も参考にしてみてください。
LINE証券で米国株に投資できない→解決策を提案します
「LINE証券」で米国株投資ができないのであれば、どのような対策をすればよいのでしょうか。投資家ドットコムでは3つの解決策を提示したいと思います。
PayPay証券で米国株に投資する
「LINE証券」と同じく、スマホ証券の「PayPay証券」を利用して米国株に投資するという方法です。
SBI証券のようなネット証券が2000年代のPC時代からあるのに対し、LINE証券やPayPay証券といったスマホに特化した証券会社のことをスマホ証券と言う。
「PayPay証券」は銘柄数こそ少ないものの、1,000円から投資できることをウリにしています。
- Apple
- マクドナルド
- スターバックス
といった銘柄に投資することが可能です。
デメリットとしては銘柄数が非常に少ないため、ニッチな企業に投資したい個人投資家には不十分なラインナップかもしれません。
ただ「LINE証券」と同じく少額投資をしたいのであれば、「PayPay証券」でしか米国株投資をすることはできないのです。
そのため数十万円単位の元本で投資をするなら「PayPay証券」一択でしょう。
SBI証券や楽天証券を利用する
また「SBI証券」や「楽天証券」といったネット証券大手を利用することもできます。ただし「SBI証券」や「楽天証券」は1株から米国株を購入する必要がある点に注意が必要でしょう。
例えば、Amazonの株式へ投資するには約30万円分の米国ドルが必要となります。Appleやスターバックスの場合は2万円もあれば投資できるため、銘柄によって最低投資金額は異なります。
そのため、自分が投資したい企業の株価がどのくらいなのか計算してみるといいでしょう。
日本株は100株単位のことが多いため、株価×100が最低投資金額となりますが、米国株は1株から投資できます。つまり、株価×ドル円レート(2021年現在、およそ110円)を掛けた値が最低投資金額となります。
例:スターバックスの株価110ドル×ドル円レート110円=12100円
ただし個別銘柄にこだわりが無い方であれば、インデックスファンドに投資をすればいいと思います。
LINE証券で米国株インデックスファンドに投資する
米国企業に直接投資できなくてもいいなら、インデックスファンドを活用するという手もあります。「LINE証券」ではS&P500やナスダックを始めとするインデックスファンドに投資できるため、わざわざ「SBI証券」や「楽天証券」を利用する必要性はありません。
インデックスファンドは多数の企業の株式から構成されている投資信託で、インデックスという指標に沿った値動きをします。
米国であれば
- S&P500
- NASDAQ
- ダウ工業平均株価
日本であれば
- 日経平均株価
- TOPIX
などが有名ですね。
インデックスファンドでは、細かい投資先を決めることはできませんが、マーケット全体に投資するためリスク分散が可能になります。
また個別株投資(アクティブ運用)と比較した場合、インデックス投資の方が高い利回りを出すことは証明されているので、わざわざ米国株投資をする必要もないかもしれません。
LINE証券で米国株は買えない?具体的な解決策を提案:まとめ
本記事では
- PayPay証券で米国株に投資する(1,000円から)
- SBI証券や楽天証券で米国株に投資する(数万~数十万円から)
- LINE証券でインデックスファンドに投資する
という3つの解決策を提案しました。この方法だ!というものは見つかったでしょうか。
ぜひ「LINE証券」や「PayPay証券」といったスマホ証券で投資デビューをしてみてください。
それでは、また。